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Last updated 2004/8/15
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融合エコノミー -落胆するのはまだ早い-

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早い頃、それなりに勢いのあった夢や希望...一攫千金に立ち上がった有志たち。
最近、どうも冴えない? かつて猫もしゃくしも、ビジネスモデルとか広告ビジネスとか、とにかく数と基盤を構築すれば、おのずとお金が転がってくるような話で持ちきりでした。
何故だと思いますか? 私も偉そうな答えは持っていませんが、たぶん、インターネットと言うインフラが特別なモノだったからだと思います。
もっと正確に言うなら、コンピュータ屋さんのティレトリだったと言うことかもしれません。

このインターネットの可能性を熟知したコンピュータ屋さんと、何らかの商売に精通していた人達が出会い、意気投合し、今までの工業中心経済(オールドエコノミー)から、情報産業中心経済(ニューエコノミー)を産み出し、米国に象徴されるような「IT=(この場合、インターネットの方が解りやすい)」ビジネスが急速に広がってきたモノと思います。
この情報産業経済で一番解りやすかったものが、ホームページの利用方法だったのではないでしょうか?

従来と違い、その構築方法やプログラムソースは誰でも覗き見ることが出来、商売に縁もゆかりも無いコンピュータ屋さんでも簡単に「マネ」することができました。
それも、凄まじい速さで「マネ」が出来たのです。
当初は競争も今ほど激しくなく、利用者が求めるサービスも選択の幅が狭く、必然的に成功の機会が提供されていたと感じます。
しかし、そのスタイルは更に驚異的スピードで「マネ」が「マネ」を呼び、竹の子の如く競争原理に巻き込まれて行きました。
すると、同じ「マネ」の中でも何らかのアイディアやちょっとした工夫でスパイスを加え、他サイトとの差別化に躍起になります。
悲しいかな、アイディアや工夫も直ぐに「マネ」の対象になり、大胆な広告やパブリシティなど資金力の前に跪き、窮地に追い込まれ天を仰ぐ、最悪、描いたビジョン半ばで挫折へと追いやられるハメに。

そして、辛うじて生き残った先人にも、本質的な脅威が迫り始めている...。

...と言うことで、以上、自分なりの憶測でしたが、ここからが主題になります。
実は今、ニューエコノミー的業界とは全く無縁と思われていた、超オールドエコノミー的業界が台頭し始めてきていると睨んでいます。
つまり、基本は「商売」と言うリアルな世界で長年培ってきた「魂」は、「マネ」の延長で潤っていた、たった数年の実績に負けるわけが無いと言うことです。
足りなかったのは、新しい技術や環境に順応するための「時間」だった! その一点だったように思います。 時間は時間が解決するモノです。

オールドエコノミーは積極的にニューエコノミーを吸収し、発想の原点を「マネ」に求めず、経験と実績を基本に設計します。
本来、リアルな世界で1円を稼ぎ出す、その苦労と努力、信頼を勝ち取るための汗の量、明日の運転資金を心配する臆病さ、それを解決するお金の匂いを嗅ぎ付ける嗅覚、投資は半ばバクチと知っている大胆さ、人の心を眼で読む洞察力、何気ない会話こそ情報源と知るしたたかさ、すべて経験として実行してきた人達です。

そのような人達が、ある程度のIT知識を身につけ、気の効いたエンジニアと出会い、一つひとつ実現していったらどうなるでしょうか?
私の中ではこのような後発組こそ、光輝く原石のように思えてなりません。
オールドエコノミーが本気になり、ニューエコノミーと融合した時、そのパワーは想像するまでもなく、姑息な手段に頼ることの無い、潔い堂々としたモノになるのではないでしょうか。

やっぱり、運命的な人と人の出会い、これが全てかもしれません。
しかし、その出会いを見過ごさないためにも、常に「欲」を持っていることが必要なんです。

きっと。


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